
こんにちは、デイサービスで働いている看護師ママの「まる」です。



毎日忙しく走り抜けているママナースのみなさん、ほんとうにお疲れさまです。
看護師として働きながら、仕事と育児を両立するって想像以上に大変ですよね。
仕事のストレスと育児のストレスの両方があり、本当に気持ちが休まらない・・・
私も実際にそう感じながら、毎日ヘトヘトで生活していました。
今回はそんなママナースの生活で辛いと感じる瞬間を、私の体験談をもとにお話ししていきたいと思います。
ママナースのせわしなさと心の重荷に共感しつつ、
「あーそれわかる。」
と、ちょっとでも息抜きできるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
看護師ママが「辛い・大変」と感じる瞬間は?
毎朝戦争!ママナースは仕事前から疲れてます


朝はとにかく時間がありません。
1分1秒も無駄にできない・・毎朝、戦争状態です。
お弁当を作りながら、自分の身支度をして朝ごはんや登園の準備をします。
そして、子ども達が寝ているところを強制的に起こして、着替えに朝食。
子どもの機嫌が悪いときには、オムツ替えやお着替えもなかなかスムーズにいかないんですよね。
気がつけば「早くして!」が口癖になってたり・・・。
泣き声をBGMに、片付けや最低限の家事をしていたらタイムリミット。赤子を連れ去るように出勤です。



急げ〜〜!!
「職場に着く前にすでに一仕事終えている」そんな感じです。



・・・(出勤前の職場のロッカーにて)
子どもが体調不良のとき


看護師ママとして働いていて一番つらいと感じたのは、子どもの風邪や体調不良です。
夫は急な休みをもらえない職場で、実家は遠方。近隣に住んでいる夫の両親は仕事をしているから頼れない・・。
協力者がいない場合、やっぱりママ1人で対応せざるおえない状況になってしまいます。
早退・欠勤のたびに申し訳ない気持ちに
子どもが体調を崩すたびに仕事を早退・欠勤するので、職場や同僚ナースには常に申し訳ない気持ちと肩身の狭さを感じていました。
いざ早退するとなると師長やリーダーに報告して、自分が優先して終わらせる仕事と、同僚ナースに依頼する仕事や受け持ち患者さんの振り分けをしなければなりません。
同僚ナースは、手術や検査、緊急入院などのイベントや重症部屋を抱えてそれぞれ忙しいのはわかっていたので、本当に心苦しかったです。
また、すぐにお迎えに行きたいのに仕事が終らない焦りもありました。
(オペ出しをすぐ後に控えている、記録がまったくかけてない、とか…)
病気がきょうだいや自分にうつったとき
きょうだいがいれば「上の子が治ったと思ったら、次は下の子、そして両親…」と一家全滅パターンもありますよね。
きょうだいにうつる → また仕事を休む → 罪悪感
子どもが治った → 母、うつる → 仕事休めない、体しんどい
子ども元気 → 母しんどい、遊ぶ気力ゼロ → 子どもへの罪悪感



仕事も育児も、何もかも中途半端な気がしてモヤモヤしたことを覚えています
このように肉体的にも精神的にも疲れていると、負のループへ突入です。
時短勤務なのに定時で帰れない


育休から復帰後、時短勤務をしている看護師ママさんも多くいると思います。
看護師の仕事は、急変やイレギュラーなことが付きもの。
「アレもコレもできていない、看護記録もかけてない…終わりがみえない!」
時短勤務なのに、仕事が終わらず残業することもよくありました。
もちろんママナースが帰れるよう周囲もサポートしてくれますが、仕事内容的にもなかなかサポートしきれない部分があるのも現状です。



“自腹で延長保育料を払って残業する”ほど、悲しいものはありません
疲れてイライラ。子どもにあたって自己嫌悪


仕事が終われば、「家事」と「育児」が待っています。



あれ?
家でも仕事でも「オムツ交換・食介・入浴介助 」の日々。
デジャブ
疲れ切った状態で家事育児をすると、イライラもすぐ頂点に・・・。
「静かにして!」と怒ったり、ため息ばかりついて疲れた表情で過ごしたり。
愛情たっぷりに過ごしたい寝かしつけタイムに、
「早く寝てよ!」
と怒鳴ってしまったこともありました。
子どものために頑張ってるはずなのに…
ニコニコなママでいたいのに…
子どもとの時間を大切にしたいのに…
自己嫌悪で悲しくなってしまいますよね。



ごめんよ子どもたち・・
自分の時間がない


看護師ママが欲しいもののひとつ、「自分の時間」。
朝のバタバタから始まり、仕事、お迎え、帰宅後の怒涛のスケジュールをこなし、寝かし付けで一緒に寝落ち・・・
常に時間に追われ、自分の時間なんてほとんどない方も多いのではないでしょうか。



私がホッとできる時間は、脱衣所にこもって洗濯物を畳んでいるときです
自分時間がほとんどないと、ストレスの解消ができずたまる一方ですよね。
どうにか”自分時間”を捻出しようと、朝4時台に起きて『朝活』もしてました。
そんなときに限って子どもがめちゃくちゃ早起きだったりするんです。



もうちょっと寝てておくれ・・
給料激減!時短勤務って割りに合わない?!


時短勤務の方は、当然ですがその短縮した時間分のお給料は削られます。
さらには毎月の給与だけでなく、賞与(ボーナス)からもきっちり削られる職場がほとんどです。
社会保険料や税金はこれまで通り支払わなければいけないし、子どもが小さいうちは保育料も結構かかります。
給与明細書の手取り額を見て愕然とするママは多いようです。



お給料、めっちゃ少ない・・!
「子育て中は仕方ない…」そう理解していても、お給料が下がってしまうと仕事へのモチベーションが下がってしまうのも無理はありません。
時短勤務ママナースの収入事情や、お給料の計算方法を知りたい方は下記の記事を参照してください。


また、時短勤務ナースの”仕事の量”がフルタイムのメンバーと変わらない、日によってはそれ以上になることも・・。



私の給料はフルタイムの人よりも少ない。ボーナスも少ない・・。
時短勤務は就業時間は短いけれど、「仕事の量」で考えたら、そこまで差がないのでは?とモヤモヤしたこともあります。
ワンオペ育児でストレス爆発!夫と喧嘩したとき


子どもの送り迎えや普段の家事育児、園の行事のみならず、子どもが体調不良のお迎えコールが来たときも対応するのはいつもママ。
パパも仕事が忙しいので仕方がないとはいえ、
「なんで私ばっかり…」
「休みを取ろうと、少しくらいは上司に掛け合ったり努力してほしい」
「もっと協力してほしい…」
って、ストレス溜まってイライラもしちゃいますよね。
お互い疲れて相手を思いやれなかったり不満がたまり、ギスギスした雰囲気になってケンカすることもありました。
まとめ:ママナースってしんどい!自分の機嫌は自分でとろう♡


今回は、”仕事と子育ての両立が大変・辛いと感じるタイミング”を、私の体験談をまじえてご紹介しました。
あげたらキリがないのですが、多くの方はは2つや3つは当てはまる項目があるのではないでしょうか。



もし全部当てはまる人がいたら、もう心の友!
この日々を送っていると、
「あ、やばい。私、きてるな。」
と思う瞬間が何度もありました。
つまり、ママナースが「しんどい」「辛い」と思うときなんて、ほぼ毎日。笑
仕事は多重業務で常に優先順位を考え、家庭ではマルチタスクをこなしているのですから、疲れてしまうのは当然です。
心身ともに休まるときがホントにないんですよね。
そんなとき私は、
- 好きなカフェオレを飲んだり
- YouTubeでBTSや好きな動画を見たり
- ワンオペの時は好きな歌を熱唱したり
自分の好きなことをしながら家事をします。
『自分の機嫌を自分でとる』ってすごく大事。
めんどくさい家事も自分の好きなことをしながらだと、不思議と手がすすむよう気もします。
この記事をここまで読んでくれたあなたも、きっと疲れがたまってるのではないでしょうか?
あなたは十分に頑張っていますよ。
普段の生活の中だと”自分のこと”はどうしても後回しになりがちです。
ときには頑張ってる自分を認めてあげて、思いっきり自分を甘やかしてあげてくださいね。



さいごまで読んでくださりありがとうございました
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