「仕事を辞めたい」と悩む看護師さんへ|私が退職を決めた「黄金基準」をご紹介します

仕事、辞めたい…。

看護師として働いていたら、誰もが1度は口にしたことがある言葉ではないでしょうか。

看護師は肉体的にも精神的にも、本当に辛い仕事です。

弱音を吐きたくなるときもありますよね。


大多数の看護師さんは「もう辞めたい」と考えても、休みの日にリフレッシュできたら「明日からまた頑張ろう」となることが多いと思います。

だけど中には、頑張り過ぎて疲れ果ててしまった人や、大きな悩みがあって

辞めたい。けど、今ここで本当に辞めていいのかな…

と思い悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

私もそうでした。

転職した先のお局ナースに目をつけられて嫌味を言われたり、業務内容もハードで、重症患者さんや急変対応など毎日ヘトヘト。

仕事している間はもちろん、帰宅しても、寝ても覚めても、休みの日でさえも仕事のことを考えてしまう・・

人生で1番くらい肌荒れも酷くなり、師長さんに「肌どうしたの?」と心配される始末です。

ほんとに本当に、仕事に行くのが苦痛でたまりませんでした。

そんなときに読んだのが、有名ブロガー「ちきりんさん」のブログ記事。

妙に納得してしまい、なんだかモヤモヤしていた頭がクリアになった感覚を覚えています。

・・こんなところ、さっさと辞めてやろう

これをきっかけに退職を決意。

すぐに行動したおかげでだいぶ心が軽くなり、偶然なのかその後の人生も好転。

後に考えると「あれが人生の転機だったのかな」と思ったりもしました。

この記事では、仕事を辞めたいけど思い悩んでいる人にぜひ知ってほしい「退職決断のための黄金基準」をご紹介します。

悩んでいるあなたの解決策の糸口になったら嬉しいです。

目次

ちきりんさんの「退職決断のための【黄金基準】はこれだ!」

私が紹介したい記事は、有名ブロガーであるちきりんさんの「退職決断のための【黄金基準】はこれだ!」という記事です。

10年以上前の記事になりますが、まず読んでみてください。
▶︎Chikirinの日記/退職決断のための「黄金基準」はこれだ!

退職決断の黄金基準は下記の2つになります。

退職決断の黄金基準

その1「楽しい?」

その2「大事なことが学べてる?」

この2つの基準を自分に当てはめて考えてみて、両方ともNOだったら速攻でやめるべき、となります。

楽しくもなくて、学べてもいない環境に居続けることは人生の時間のムダ遣いとも言い切っています。

なんとシンプル!

記事にはこのような文章があります。

会社を辞めようかどうか迷って迷って迷ってなかなか決められない人。決められない理由は判断基準が多すぎるからです。

『経済的にはどうなる?』『他の仕事がより楽しいとは限らないよね?』『今の職場でももっとやりようがあるかも?』『今がベストのタイミングなの?来年の方がいい?』などなど。こうしていろいろ考えていると結局、何も決断できず、いつのまにか人生が終わってしまいます。

出典:退職決断のための「黄金基準」はこれだ! – Chikirinの日記

まさに自分に当てはまっていたんです。

転職して1年も経ってないし・・すぐ辞めれない

同僚になんて思われるかな?

すぐ辞めるんじゃなくて部署移動したほうがいいのかな?

やっぱり辞めたい。
けど、今ここで本当に辞めて後悔しないかな…。

ずっと悩んでいるけど結局答えは出ず、何も決断できずに過ごしてしまっていた私。

ちきりんさんの記事を読むことで、がんじがらめな思考がふっと緩まり、冷静になれた気がします。

日本人は「石の上にも三年」ということわざにもあるように、”我慢を美徳”とするところが少なからずありますよね。

実際に私もそのような考えを持っていましたが、ちきりんさんの記事を読んで考えが見事にくつがえされました。


 「仕事が楽しい」とまったく思えなかったり、学ぶことのできない環境だったら、スパッと退職を決断する勇気が必要です。

  • 長時間労働やハードなシフトをさせられ、過重労働を強いられる環境
  • 人手不足で業務量が多く、患者さんと関わる時間のない病棟
  • 先輩や上司からの陰湿ないじめやパワハラ

実際にそのような職場があるのは事実。

そんな職場で思い悩み、ズルズルと何のやり甲斐もなく働き続けるのはもったいない!

ですが一方で、こういう考え方に反論する人も必ずいるんですよね…

「簡単に諦めて辞めるのはよくない。」とか

「学びになるかどうかは自分の考え方や捉え方次第」など言って転職を否定する人。

それはもちろん正論だとは思うんです。

だけどその考えの行き着く先は、“会社を辞めないことが正しい”という答えになってしまいます。

結局は辞めようかどうか思い悩んでいる人は「そう思っている自分がダメなんだ」と考えてしまい、精神的に追いこまれやすくなってしまうのではないでしょうか。

看護師は、人を助ける仕事です。

だからこそ、看護師自身が心身ともに元気で仕事ができる状態でなければ、本当に良い看護はできない。

私はそう思うんです。

逃げ道を用意して心に余裕を。

「仕事を辞めたいと、どうしよう…。」と思い悩んで、立ち止まっているあなた。

ちきりんさんの【退職を決断するための黄金基準】を読んで、何かすこしでも感じるものがあれば、自分のために行動を起こしてみませんか?

私がおすすめするのは”逃げ道”を用意しておくことです。

例えば、

  • 人生の中で仕事を1番にしない
  • 副業をして自分で稼ぐ力を身につける
  • 転職サイトに登録しておく

などがあります。

仕事以外の環境で仲間を作ったり、没頭できる趣味ややりがい見つけることで”人生の中で仕事を1番にしない”という逃げ道は、精神健康上とっても良いことですよね。

私には趣味もないし、副業するスキルも時間もない・・

そんな方は、「転職サイトに登録すること」が一番手っ取り早く簡単にできる逃げ道となります。

私自身、毎日のように「辞めたい…」と思っていた時期、転職サイトの求人を眺めることで『いざとなれば転職できる』と思って、ストレス解消のひとつにしていたこともありました。

転職サイトの登録なんてすぐできるから別に今じゃなくても・・

と思うかもしれませんが、心身ともに疲弊しているときはなかなか行動できないものなんです。

ストレスや疲労が限界に達すると、転職サイトに登録する気力ですら無くなってしまいます。

今のうちに登録だけ済ませておく、それだけで逃げ道があると分かり、心の安定にもつながりますよ。

小さいな行動からでいいんです。

まずは一歩、自分の力で踏み出してみませんか?

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