【看護師の処世術】新しい職場で嫌われる行動パターン5つと早くなじむコツを紹介

・新しい職場でうまくやっていけるか不安…
・お局看護師に目をつけられたらどうしよう…

転職や異動などで、新しい職場でうまくやっていけるか不安な人は多いと思います。

新しい職場での振る舞い方はとって重要。

特にみんなになじむまでの期間が肝心で、今後の自分の居心地を左右するほどです。

そこで今回は、新しい職場でどんな態度や行動が「嫌われやすい」のかをまとめてみました。

看護師歴10年以上、様々な職場を経験した自分自身の失敗からたどり着いた、みんなに早くなじむためのコツも合わせてお伝えします。

目次

「嫌われる人」の5つの行動パターン


じつは、新しい職場で嫌われる人には一定の行動パターンがあると私は思います。

自分にそんな傾向がないか、確認しながら読み進めてみてください。

前の職場のやり方を変えない

まずはコレ。

私は今まで3つの病院やデイサービス、派遣ナースとして働きましたが、面白いほど職場によって「常識」が違います。

そのことが分からず自分の「常識」にこだわり、新しい職場の批判をしたり、やり方を守らないでいると嫌われる原因になります。

自分に経験があると、よかれと思って「前の職場では〜」って言いたくなるんですよね。

でも、最初のうちはやめておくのが賢明です。

前の職場のことは
「相手から聞かれたときに話す」
くらいがちょうど良いですよ

職場には職場ごとの、長年つちかった仕事のスタイルがあるものです。

まずは新しい職場のやり方を素直に受け入れるようにしましょう。

質問しない、自分で勝手に判断・行動する

「何も知らない子」「できない人」と思われたくない!

このような思いから、質問せずに自分勝手に行動してしまう・・。

じつはこれも嫌われる人の行動パターンの1つです。

小さなミスならまだしも、アクシデントなど大きな問題になると取り返しがつきません。

・これくらい知っていて当然と思われているんじゃないかな…?
・何度も聞いたら申し訳ないし…

そう思うかもしれませんが、新しい環境では分からないことが多いのは当然です。

質問することを躊躇せずに何でも聞いてみることが大切。

また質問することがコミュニケーションの一環にもなります。

新しい職場に慣れるきっかけになるかもしれませんよ。

「できますアピール」など、存在感をだしてくる

自分のことを知ってほしいという思いはあっても、はじめのうちから

  • 「私はこんなこともできます」
  • 「すごい病院にいました」

なんていう、”私できるんですアピール”は周りに敵を作ります。

あなたができるナースかどうかは、自分から発しなくても仕事ぶりを見て周りが勝手に評価するもの。

始めのうちから、自分を必要以上にアピールするのは控えた方が無難です。

身だしなみに気が配れていない

髪がボサボサだったり、靴が汚かったりすると、

「身だしなみに気を配れない人」

と思われ、あなたの印象を悪くする原因となります。

「第一印象は見た目が9割」とも言いますもんね

見た目でマイナスとならないように、清潔感のある身だしなみを心がけて、仕事に取り組むことが大切です。

職場の独自ルールを無視する

職場にはそれぞれ、独自のルールがあります。

  • 仕事の前残業(情報収集や準びなど)の有無
  • 仕事中の雑談
  • 昼休憩のときの座る位置
  • 夜勤のときのお菓子交換
  • 先輩・後輩の関係性
  • 旅行のお土産を渡す文化はあるのか

などなど。

一刻も早く順応するほうがいいでしょう。

この独自のルールをないがしろにすると、協調性に欠けていると思われ、良い印象にはなりません。

女の世界って厄介だけど、新参者には分かりづらい”暗黙のルール”もあったりするので、まずは職場を観察して知ることから始めるといいでしょう。

新しい職場に早くなじむコツ


嫌われる行動パターンもあれば、逆に、好かれる行動パターンもあります。

好かれる行動パターンを実践すると、みんなと打ち解けるまでの期間をグッと短縮することができますよ。

挨拶は「明るく、いつも、先に、続けて」を意識する

新しい職場での挨拶は

  • あ…明るく、温かく
  • い…いつも、いつでも、誰にでも
  • さ…先に、すすんで
  • つ…続けて、次の言葉を

を意識しましょう。

社会人としての基本ですが、意外にできていない人が多いのが「挨拶」です。

あいさつ大事!

見出しなみに気を配り、自分から明るく挨拶することを続けていると、それだけで「感じのいい人が来たな」と思ってもらえますよ。

明るく挨拶をしてくれる人に悪い印象を抱く人はいませんもんね。

アドバイスは素直に受け入れよう「新しい職場のやり方にあわせる」

同じ業務でも、病院によってやり方や考え方が違うことはよくあります。

まずは、

  • 新しい職場のやり方にあわせる
  • 勝手に判断せずに、きちんと質問する

ことを心がけましょう。

また、アドバイスをされたときは素直に受け止めること。

前の職場と比較するような発言は避けたほうが無難です。

「郷に入っては郷に従え」っていう言葉がぴったりですね

遠慮しすぎてもダメ「自分ができることを見つけて率先して動く」

職場になじもうとするあまり、おとなしすぎると「消極的」「受け身」という印象を与えてしまうかもしれません。

「分からないから」と仕事の指示を待つのではなく、ナースコール対応や電話応対・雑用などを率先してやるといいでしょう。

働く意欲がある人はそれだけで好印象です。

「私に何かできることはありますか?」と自ら話かけるのもいいですね。

こまめな「報・連・相(ホウ・レン・ソウ)」を心がける

新しい職場では、細かい「報・連・相」を心がけましょう。

職場によってやり方やシステム自体が大きく異なるので、新しい職場ではどうしてもミスを起こしやすい状況となります。

しかしながら前の職場で「経験がある」となると、細かい説明をしてもらえず「即戦力」として扱われてしまうんです。

ちゃんとした説明がなかったために、

「知らず知らずのうちにミスをした」

なんてことが起こりえます。

自分は今「ミスを起こしやすい状況」なんだ、ということを自覚し、初心にかえって「報・連・相」を意識した行動をすることが大切です。

学ぶ意欲をアピール「メモをとる、自己学習をする、質問する」


新しい職場が未経験の科や分野の場合、しっかりと自己学習をしましょう。

「誰かが教えてくれるのを待ってるだけ」はNGです

自ら知らないことを積極的に学ぶ・努力する姿勢が大切です。

例えば…

  • 自分で調べて、分からないことは質問する
  • 仕事の隙間時間に物品棚を確認し、位置を覚えておく
  • 「○○の処置があれば見学させてほしい」など、リーダーに一声かけておく

こんな感じ。

前向きに頑張る姿は、周囲の人にも好印象を与えます。

さらには意欲が伝われば、「安心して仕事を任せられる」と思われるかもしれませんね。

教えてもらうときはメモをしっかりとることも忘れずに

さいごに

いろいろ書きましたが、私自身が全部できているわけではありません。

自分自身の失敗から得たものもあります。

「嫌われる行動パターン」は言われてみれば当たり前のことばかりです。

だけど意外にも、自分の悪い行動パターンに気がついていない人も少なくないんですよね。(かつての私も含め)

「前の病院では〜」フレーズも使ってしまっていました

まずはこの機会に自分の行動をチェックしてみましょう。

そして「新しい職場でなじむコツ」を参考に、新しい同僚や上司とのコミュニケーションをとってみてください。

あなたが1日でも早く新しい職場や同僚となじんで、居心地の良い職場環境となるように祈っています!

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